連載

終わらない氷河期~支援を考える

かつて「就職氷河期」(おおむね1993年~2004年卒)で足止めをくらい、希望を奪われた人たちは現在、30代半ばから40代後半。支援のあり方はどうあるべきか考えた。

連載一覧

終わらない氷河期~支援を考える

「正社員になればすべて解決、ではない」 氷河期世代が背負い続けるダメージ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
本田由紀さん=東京都練馬区で2018年8月17日、和田大典撮影
本田由紀さん=東京都練馬区で2018年8月17日、和田大典撮影

 新卒時に厳しい雇用環境に置かれた就職氷河期世代(おおむね1993~2004年卒)に対する政府の支援策が本格化している。政府は3年間で30万人の正規雇用を増やすとの目標を掲げるが、「人材不足の職種にあてがうだけ」「今さら遅い」などの批判もある。どのような支援のあり方が望ましいのだろうか。本田由紀・東京大大学院教授(教育社会学)に聞いた。

この記事は有料記事です。

残り1270文字(全文1439文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集