新型コロナ 中間の視覚障害者 個人情報保護求め意見 10万円申請書「口座コピーに不安」 /福岡

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総務省が公表した標準様式の口座欄。住民税支払口座などを指定すれば、振込先口座がわかるものの添付は不要とした
総務省が公表した標準様式の口座欄。住民税支払口座などを指定すれば、振込先口座がわかるものの添付は不要とした

標準様式、照会に時間

 新型コロナウイルス対策で全ての人に一律10万円を支給する「特別定額給付金」の申請書について、中間市の全盲男性が市に「国の標準様式と異なるため、口座情報が他人に伝わってしまう」として、市に個人情報保護を求める意見を出した。標準様式には、自治体に届け出済みの口座を入金先に指定する欄があり、口座番号などのコピー添付が不要だったが、市は「早く正確に支給するため」として省略した。男性は「視覚障害者は他人にコピーを頼むしか方法がなく、情報漏れの不安が残る」と主張する。【奥田伸一】

 意見を提出したのは、しんきゅうマッサージ師、進好司(しんよしじ)さん(65)。5月中旬に市から郵送された申請書を確認した際、国の標準様式が入金先に挙げた水道料、住民税の引き落とし口座と児童手当の受給口座の記入欄が省略されていることに気づいた。標準様式ではこれらの口座を指定すれば通帳やキャッシュカードのコピーの添付が不要だと知っていたため、進さんは同月末、市に対して省略した理由を尋ね、個人情報の保…

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