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黒人男性暴行死1カ月 米デモ多様化、混迷 国の成り立ちにも波及

 米中西部ミネソタ州で白人警官が黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)の首を押さえ死亡させてから1カ月が過ぎた。米国では人種差別解消に向けた動きが広がるが、暴力の温床といわれる警察の改革は実現が難しい。一方で、政治や社会問題についてアスリートたちが、かつてなく声を上げるようになっている。

 フロイドさんの死に端を発した全米の抗議デモは、米社会に残る「構造的な差別」の根絶を訴える運動に拡大した。さらには、黒人奴隷制度と先住民からの搾取のうえに繁栄を遂げた米国の歴史そのものを見つめ直す議論にまで波及し、混迷の度を増している。

 米国では今も教育や就職の機会、住環境、融資など社会のさまざまな場面で人種間の差別が存在し、貧富や健康状態の格差の要因となっている。新型コロナウイルスの影響で4500万人超が職を失い、黒人のみならず多くの人が不平等への怒りを共有している。FOXニュースが今月13~16日に実施した世論調査では、抗議デモに参加したと答えた人は18%。米国民の5人に1人が運動に関わった計算だ。

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