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都政への伝言

知事選は22人が立候補し、7月5日の投開票に向けて論戦を繰り広げている。出馬経験があり、今も各分野で発信を続ける5人に都政への思いを聞いた。

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ニューヨークの後を追いかけるような開発はもういらない タレント、桜金造さん(63)

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都知事選や都政への思いを語るタレントの桜金造さん=東京都杉並区で2020年6月20日、滝川大貴撮影
都知事選や都政への思いを語るタレントの桜金造さん=東京都杉並区で2020年6月20日、滝川大貴撮影

 広島で生まれ、3歳から東京で育ちました。小さい頃から落語が好きで、芸能界に入ってからはNHKの「コメディーお江戸でござる」に10年出演しました。

 私が都知事選に立候補した2007年、当時の石原慎太郎知事がオリンピックを招致しようと動いており、開発への期待感から街は浮かれた雰囲気でした。そんな時に、近所でおばあちゃんが孤独死したんです。そのギャップに何か違和感を覚え、「違う」と言いたくて出馬しました。ニューヨークの後を追いかけるような開発はもういらないと思います。

 江戸文化のような東京固有の魅力を大切にしてほしいです。海外の人が興味を持つのは浅草であり、歌舞伎や大相撲です。パリやローマのような、伝統と新しい物が両方そろっている街の魅力を生かせばいいのです。日本には1000年前の建築物が残っていて、それが京都でも人気です。

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