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テレワークの逆風にもまれるはんこ店は今 最盛期の新生活シーズン、コロナで逃す

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判子を見つめる「博栄堂印房」3代目社長の上田さん=熊本市中央区で2020年6月10日午後3時30分、清水晃平撮影
判子を見つめる「博栄堂印房」3代目社長の上田さん=熊本市中央区で2020年6月10日午後3時30分、清水晃平撮影

 新型コロナウイルスの影響で印章(判子)店が苦境に立たされている。テレワークを推進する政府は今月「不要な押印を省略したり、押印以外の手段で代替したりすることが有意義」と“脱判子”に向けた見解を表明。商取引などの電子化も進み、日本に根付いてきた判子文化はかつてない逆風にさらされている。街中の店舗を訪ねると危機感は想像以上だ。

 料亭や商家が残る熊本市の旧城下町・新町。昔ながらの印章店も集まる。「今年の売り上げは今のところ前年比で40~50%減。この状況が続くなら厳しい」。1951年から続く「博栄堂印房」の3代目社長、上田博仁さん(71)は肩を落とす。原因は新型コロナ感染拡大に伴う来客の激減だ。

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