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かつて世界の7割の生産量を誇ったハッカのまち、北海道北見市で販売される特産品のハッカ油スプレーの人気が沸騰している。新型コロナウイルス感染対策でマスク着用が日常化する中、気温が上昇してもハッカ油で冷涼感が得られるとの評判が広まったためで、同市卸町の「北見ハッカ通商」(永田裕一社長)では、自社のインターネット通販が5月は昨年の15倍。生産が追いつかず、6月は品切れになっており、品薄がしばらく続くという。【本多竹志】
北見市は昭和初期のピーク時には2万1000ヘクタールが作付けされ、ハッカ油の生産量も780トンと世界一の産地となり、合成ハッカが台頭した1960年代まで主産地だった。
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