メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

三重・伊勢シーパラダイスに二つの新エリア 「タツノオトシゴのくに」とカフェ風アクアリウム

7月16日オープンの「タツノオトシゴのくに」で公開されるポットベリーシーホース=三重県伊勢市二見町江の勢シーパラダイスで2020年6月23日午後1時18分、尾崎稔裕撮影

[PR]

 飼育するタツノオトシゴは15種で日本最多という「タツノオトシゴのくに」、水槽型テーブルでドリンクを飲みながら魚たちの生態を間近に観察できるカフェ風アクアリウム「UOASIS(ウオアシス)」。三重県伊勢市二見町の水族館・伊勢シーパラダイスで7月16日、二つの新しいエリアがオープンする。スタッフたちは、夏休みシーズンに向けて新施設の準備に追われている。【尾崎稔裕】

 「タツノオトシゴのくに」は、日本近海のほか、インドネシアやオーストラリアに生息する15種が水槽で飼育、展示される。シーパラによると、国内の水族館で飼育するタツノオトシゴの種類としては最多。このうち世界最大のタツノオトシゴ「ポットベリーシーホース」は成長すると30~35センチにもなる。

 生物学上は魚類で、硬骨魚綱トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に分類される。主な生息地は熱帯、温帯の沿岸の浅い海。魚卵や小魚、小エビやプランクトンなどを食べる。

水槽型テーブルで魚を間近に観察できるカフェ風アクアリウム「UOASIS」=三重県伊勢市二見町江の伊勢シーパラダイスで2020年6月23日午後1時7分、尾崎稔裕撮影

 ドラゴンを思わせる外見などから幸福の象徴とする国も多く、つがいの生態や子育てスタイルから良縁や子孫繁栄のお守りとしても知られる。

 「お伊勢さんの地の水族館だけに、タツノオトシゴたちに集合してもらって良運アップのアピールをしようと企画しました」と担当スタッフの中島亮さん(33)。コーナーの壁や柱に描かれたユーモラスなタツノオトシゴのイラストは、すべて中島さんの直筆だ。

 隣接する「UOASIS」は、魚の観賞と休憩を兼ねたカフェ風のスペース。人と魚のオアシスという意味のネーミングだ。

来月オープンするエリアの自筆イラストの隣に立つシーパラスタッフ、中島亮さん。ユニホームの背の「人にも魚にもモテたい!」は中島さんの心の叫びだ=三重県伊勢市二見町江の伊勢シーパラダイスで2020年6月23日午後1時26分、尾崎稔裕撮影

 海の底を思わせる抑えめの照明の空間で、大型水槽(縦横2メートル、高さ1メートル)には10種のサンゴと12種の温熱帯地方の色鮮やかな魚たちが泳ぐ。この水槽の周囲に配置されているのがテーブル型水槽。テーブルの周囲の椅子に座れば、水槽を見下ろす形となり、くつろぎながらドリンクも楽しめる。

 近海の4種のウツボが泳ぐ大型テーブル水槽(縦180センチ、横90センチ)のほか、尾に毒針を持つリーフスティングレイや、砂の中で生息してエサを食べるために穴から顔を出すチンアナゴなどのテーブル水槽がある。

 シーパラがリニューアルしたり、新エリアをオープンする場合、予算を抑えるため、工事や工作ではスタッフたち自らが作業することが習わしだ。今回も両エリアの内装やデコレーションはスタッフたちが担当した。シーパラでは「予算はないけど知恵はあります。楽しいエリアの7月オープンに期待してください」と話している。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 名古屋の飲食店、新たに4人感染 クラスターの可能性、市検査 新型コロナ

  2. 帝国劇場が4公演中止 従業員が新型コロナ感染

  3. GoToトラベル、東京除外 都発着旅行や在住者 国交相、運用見直し表明

  4. 新型コロナ 「ぜひ旅行なさって」 「GoTo」に横浜市長 /神奈川

  5. 「今、藤井聡太の将棋が面白い」 中原誠十六世名人が見る新棋聖

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです