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「青天のへきれき。ごちゃ混ぜだったなんて」 ハイオク混合 ブランド信じた消費者を裏切り

ENEOSとコスモ石油が共同出資する西日本の油槽所では、出光のタンクローリー(右端と左端)もガソリンを調達している。自前の製油所やタンクのない地域では、こうした形でバーター取引されている=遠藤浩二撮影(画像の一部を加工しています)

 石油元売り各社が他社製と混合したり、他社とバーター取引したりしたハイオクガソリンを自社製として販売していることが明らかになった。長年にわたり伏せられてきた流通の実態に、各社のブランドを信じてきた消費者やスタンドの所長らは衝撃を受ける。

 「青天のへきれきです。ごちゃ混ぜだったなんて」。自動車用品販売店で働く男性(29)は驚きの声を上げた。大学卒業後に手に入れたスポーツカーにコスモ石油の「スーパーマグナム」を入れ続けてきた。各社のホームページで性能を確認したり、全社のハイオクを試したりしたが、アクセルを踏んだ時のレスポンスが最も良かったのがコスモだったという。「裏切られた気持ち。混ぜてもばれないと思ったのでは」と不信感をあらわにした。

 「30年以上、スタンドの責任者をしてきたが、性能に差がなかったとは……」。大阪府で「ENEOS」の看板を掲げるスタンドの所長も驚く。お客さんから「アクセルを踏み込んだ時の出だしが他社と違う」「燃費が一番いい」と褒められるのがうれしかった。「ENEOSのハイオクは世界一だ」と言ってくれる客もいて、「そうでしょ」と胸を張っていたという。

 所長のマイカーもハイオク指定。遠出した際に給油ランプが点灯したが、ENEOSのスタンドを探して走り続けたこともある。「車好きは他社のハイオクが混ざることを嫌う」と話し、「どのハイオクも同じとは他のスタンドの経営者も知らないだろう。ましてやお客さんは…

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