受刑者に増える認知症「刑執行に意味はあるのか」 福祉につなげないと再犯の恐れ

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入所時の認知症簡易検査を受ける高齢受刑者(手前)=福岡県宇美町の福岡刑務所で2020年2月19日、田鍋公也撮影(画像の一部を加工しています)
入所時の認知症簡易検査を受ける高齢受刑者(手前)=福岡県宇美町の福岡刑務所で2020年2月19日、田鍋公也撮影(画像の一部を加工しています)

 高齢化の波が“塀の中”にも押し寄せる中、全国の主要10刑務所で入所時の認知症簡易検査が始まった。重症化するまで見過ごされてきた認知症を早期に把握することで、個々の受刑者に合った対応を取るとともに、出所後速やかに福祉につなげて再犯を防ぐ効果も期待される。一方で認知症の高齢者の服役や更生のあり方自体を疑問視する声もあり、今後もさらなる議論が必要だ。【一宮俊介】

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