特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

新型コロナ接触アプリに込めた「戦後日本が守ってきたもの」とは 副内閣相語る

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「接触アプリ」の導入についてスマートフォンを片手に記者のインタビューに答える平将明副内閣相=東京都千代田区で、北山夏帆撮影
「接触アプリ」の導入についてスマートフォンを片手に記者のインタビューに答える平将明副内閣相=東京都千代田区で、北山夏帆撮影

 新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を通知するアプリ「COCOA」の仕様決定に携わった平将明副内閣相が毎日新聞のインタビューに応じた。COCOAについて「世界でプライバシーに最も配慮した接触確認アプリだ」と強調し、利用を呼びかけた。また、国民が感染拡大を防止する行動を自主的にとりやすくなるよう、新機能の追加を検討していることを明らかにした。【聞き手・野原大輔】

「完璧を目指してリリースするより改修しながら進めていく方が早くて確実」

 ――「COCOA」の試行運用が19日から始まった。

 ◆ITを使って感染拡大防止を図っていく試みだ。SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)が流行したときと違い、多くの人がスマートフォン(スマホ)を持っている。世界中でアプリを利用しようという動きが起き、日本でも「テックチーム」において検討を始めた。厚生労働省だけでなく、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室、IT総合戦略室や関係各省、民間事業者も入れてさまざまな視点から検討し、日本に適したアプリを目指した。

 プライバシーに配慮しながらも、陽性者との濃厚接触の可能性を早期に伝え、保健所などへの相談や外出を控えるなどの感染拡大を防ぐ行動につなげてもらう。通知を受ければ「1メートル以内+15分以上」の接触という一定基準を満たしていることが分かっているため、医師にとってもPCR検査(遺伝子検査)が必要か判断する手助けになる。

 検査で陽性と診断された利用者に保健所が発行する「処理番号」の欄に、発行されていない特定の任意の番号を入力してもエラーとならずに「完了しました」と表示されるなどの不具合が報告されている。なるべく早く改修する。アプリ開発で不具合というのは避けられない。完璧なものを目指してからリリースする…

この記事は有料記事です。

残り1606文字(全文2373文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集