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森健の現代をみる

香港問題の背景と展望 今回のゲスト 倉田徹さん

対談するジャーナリストの森健さん(右)と立教大教授の倉田徹さん=東京都千代田区で8日

 香港で混乱が続いている。「1国2制度」に何が起きているのか。中国共産党政府は何を恐れているのか。日本にはどんな影響があり、どう対処すべきなのか。自身も香港情勢の取材をしているジャーナリストの森健さんが、香港現代史に詳しい倉田徹・立教大教授と議論した。【構成・栗原俊雄、撮影・西夏生】

 森 香港で大規模な混乱が続いています。「逃亡犯条例」の改正案、国家安全法制の適用=注<1>=など中国政府の締め付けが強まっています。香港市民は何を恐れているのでしょうか。

 倉田 まず押さえるべきは「国家」という概念の違いです。民主主義国家とは異なり、中国では共産党政権と国家が一体化しています。中国共産党が求めるのは、国家より党が支配する政治体制の安全です。一方の香港では集会、インターネットでの政府批判も自由です。香港市民は、同法制でこうした香港の在り方が根本的に変えられてしまう、と恐れているのです。

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