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「自分は正しい」と思い込む「あおり」ドライバーにどう向き合うか 改正道交法の課題

岡山県警の専用サイトに寄せられたあおり行為に関する画像。後方の車を停車させた前の車から男性が降りて来る様子がドライブレコーダーに映っている=岡山県警提供

 「あおり運転罪」を新設した改正道路交通法が30日に施行される。幅寄せや割り込み、車間距離の不保持、不必要な急ブレーキを繰り返した場合などが摘発の対象となり、厳罰化による抑止効果を図った。重大事故がきっかけとなった法改正。悪質なドライバーを減らすことができるのか、今後の課題を探った。【町田徳丈、松室花実、柿崎誠】

 「従来よりかなり重い法定刑が適用され、相当の抑止効果があると考えている」。武田良太国家公安委員長は5月29日、改正道交法を審議する衆院内閣委員会であおり運転罪の新設がもたらす効果を強調した。

 警察の念頭にあるのが、厳罰化で飲酒事故件数が減少した経験だ。飲酒ドライバーによる悲惨な事故が相次いだことを受け、2001年に飲酒運転などで死傷事故を起こした場合に重い刑を科す危険運転致死傷罪を新設し、02年には飲酒運転の罰則や行政処分点数が引き上げられるなどした。この結果、01年に1191件だった飲酒死亡事故は19年は176件と6分の1に減った。警察幹部は「あおり運転を厳罰化することによるアナウ…

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