旧優生保護法を問う
むごい不妊手術「国の責任認めて」 旧優生保護法訴訟、男性訴え 30日判決
毎日新聞
2020/6/28 18:36(最終更新 6/28 18:36)
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旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、東京都の北三郎さん(77)=活動名=が国に3000万円の賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁で言い渡される。同種訴訟としては旧法を違憲としながら原告の敗訴とした2019年5月の仙台地裁に続いて2例目の司法判断となる。東京訴訟では「除斥期間」の適否が最大の争点となっており、注目が集まっている。
北三郎さんが手術を受けたのは、児童自立支援施設に入所していた14歳の時。「悪いところがあるかもしれない」。職員に連れられた先は産婦人科で、説明のないまま麻酔をかけられた。半年後、施設の先輩から、子どもができない体になったと聞かされた。
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