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博多・中洲、異例の無料PCR検査 「夜の街」、感染防止でも気が重く

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福岡の繁華街・中洲の通り。福岡市は新型コロナウイルスの感染拡大に神経をとがらせる=福岡市博多区で2020年6月26日、津村豊和撮影(本文と写真は関係ありません)
福岡の繁華街・中洲の通り。福岡市は新型コロナウイルスの感染拡大に神経をとがらせる=福岡市博多区で2020年6月26日、津村豊和撮影(本文と写真は関係ありません)

 九州最大の歓楽街・中洲(福岡市博多区)のキャバクラの利用客や従業員の間で新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されたことを受け、福岡市は同地区にある接待を伴う飲食店の従業員を対象にした無料のPCR検査に乗り出した。濃厚接触者でもない無症状の人を公費で検査する異例の取り組みだが、陽性と判明した場合の営業への影響を恐れて検査をためらう従業員も少なくなく、市の狙い通り「夜の街」での感染拡大防止につながるかは見通せない。

「誰が受けるのかな」冷めたキャバクラ

 「誰が受けるのかな。もし陽性だったら無収入に戻って困るし、店の名前が出て休業になったりお客さんが来なくなったりしたら他の従業員にも申し訳ない」。中洲のキャバクラで約10年前から勤務する女性(33)は、市が受けるよう呼びかけるPCR検査について冷めた様子で語った。

 感染防止のため女性が働く店も4月から約2カ月休業し、貯金を取り崩して生活した。再開後も客足は戻らず、時給制から歩合制に変わって以前より収入も減った。別の30代女性も「夜の街ばかり攻撃されているようで、みんな…

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