クマ駆除が「スト状態」 報奨金減にハンター反発 電気柵設置、住民の恐怖ぬぐえず 島牧村 /北海道

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花火でクマを追い払うための道具を持つ北海道島牧村職員=同村で
花火でクマを追い払うための道具を持つ北海道島牧村職員=同村で

 島牧村で、ヒグマ出没の際、支払われる報奨金の減額にハンター側が反発、2019年から緊急出動しない“ストライキ”状態に。電気柵の設置など村は対策を打ち出すが限界があり、予算とクマの脅威の間で村の苦悩が続いている。

 日本海に面して一直線に連なる住宅のすぐ裏に張り付くように山が迫る道西部の島牧村。18年7~9月、連日深夜にクマが住宅地に現れ、家庭菜園を荒らすなどの被害が相次いだ。これに伴い、村からハンターが所属する猟友会へ支払われる1人当たり1回最大3万円の報奨金は、総額1000万円を超えた。

 人口わずか1500人ほど。複数の村議から「高すぎる」と疑問の声が噴出、19年に報奨金を時給3750円、上限を総額240万円とする条例を村議の発案で制定し、ハンター育成のための助成金も大幅カットした。

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