尾鷲市が空き家の有効活用と定住・移住の促進を目的に2014年度から始めた「空き家バンク」。物件の内覧など、空き家バンクを利用するためには事前に登録が必要で、この登録者数が7年目で500世帯を超えた。定住移住の促進に取り組む地域おこし協力隊の山口玲子さん(58)は「多くの人が尾鷲への居住を考えてくれた。大きな区切りを迎えてうれしい」と喜んだ。
空き家バンクは14年度に物件登録16件、成約件数2件でスタート。17年度からは休日にも案内ができるようにと、同市朝日町に「おわせ暮らしサポートセンター」を開設し、協力隊がコンシェルジュとして常駐。その成果もあり、19年度末までに150件の契約があった。内訳は県内外からの移住者が約6割で、他は市民が住み替えなどに利用している。
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