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悼む

美術家・秋山祐徳太子さん=4月3日死去・85歳

=丸山博撮影

 秋山さんは、一途(いちず)で純情な人だったと思う。もっともらしかったり、エラソウだったりするものがキライで、バカバカしい愉(たの)しい気持ちに世界を盛り上げたい人だった。

 若い頃、秋山さんがグリコの(後年、ダリコと言い換えさせられてたようだけど、ポップアートの原義からしたらグリコが正しい)パフォーマンスをする時に、楽屋であのランニングポーズを、鏡に向かって何度も「練習」していたっていうエピソードを聞いた時、私は「へえー、秋山さんてマジメな人なんですね」と思わず言った。

 「うーん、マジメって……」と、その話を始めた人も、周りも半笑いだったのだが、私はその「練習」に一途なものを感じて、あの、とぼけたようなくだらないようなパフォーマンスの見方が変わった。

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