田中泰義くらし医療部長 メディアは改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく基本的対処方針で、生活を支える重要なインフラの一つに入っています。感染を広めないことを最大に意識して冷静な報道を心がけました。医療崩壊は最重要テーマでしたが、経済的な問題、子育て、教育、介護などテーマは多岐にわたり、緊急事態宣言の発令や解除に合わせて何を伝えるかも悩みました。6月17日朝刊から始めた「検証」報道では、テーマを定めて展開していきます。「第2波」が来た時に、このウイルスの特徴は研究の途上であり、どう伝えていくかも課題です。
高塚局次長 この間、政治の面では、中国・武漢市から日本人をチャーター機で早期に帰国させたことはよかったが、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」や一斉休校などの対応はあまりうまくいきませんでした。布マスク2枚を配る「アベノマスク」や星野源さんの歌に合わせての動画など、政権が得意とするパフォーマンスもうまくいきませんでした。疫学的な難しさと違い、政治的にはうまくいかないことばかりを続けて報道してい…
この記事は有料記事です。
残り3616文字(全文4088文字)
毎時01分更新
菅義偉首相の言葉が相変わらず響いてこない。新型コロナウイル…
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり」需要の高まり…
1月22日に発効する核兵器禁止条約について、アニメーション…
コメント
投稿について
読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。
※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。
利用規約