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新型コロナで露呈した日本政治の古い「家族」観 森山至貴・早大准教授に聞く

コロナ禍について語る社会学者の森山至貴さん=東京都千代田区で6月15日、梅村直承撮影

 家族、家族、家族……。聞くたび、なぜかモヤモヤした。“アベノマスク”の配布は全世帯2枚。10万円の給付金は世帯主に。家族以外の多人数での会食は自粛し、ステイホーム! 新型コロナウイルス対策はなぜこんなにも、「個人」ではなく「家族」単位だったのか。モヤモヤする理由を突き止めたくて、『LGBTを読みとく』の著者で、性の多様性をめぐるさまざまな問題を研究している森山至貴・早稲田大学文学学術院准教授に会いに行った。【オピニオングループ/小国綾子】

 ――政府の新型コロナウイルス対策は「家族」単位が目立ちました。なぜ個人でなく家族なんだろう、とモヤモヤしてしまう。

 ◆コロナ対策と「家族」をめぐるモヤモヤは、確かに感じますね。特に、今回の政府の対策を見ていて、多様な家族のあり方への想像力が政治に欠けているなあ、と感じました。

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