感染したら重症化も リスク抱えた中皮腫患者、悩みや不安をオンラインで共有 

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ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ったオンライン交流会で情報共有する右田孝雄さん(左上)ら中皮腫患者とその家族ら=関西労働者安全センター提供
ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ったオンライン交流会で情報共有する右田孝雄さん(左上)ら中皮腫患者とその家族ら=関西労働者安全センター提供

 新型コロナウイルスの感染予防のため、アスベスト(石綿)が原因とされるがんの一種「中皮腫」の患者たちが、オンラインで交流を深めている。新型コロナ感染時に重症化する可能性と、中皮腫の病状の進行という二つのリスクと向き合いながら、治療情報を共有し、悩みや不安を分かち合う。企画した胸膜中皮腫患者の右田孝雄さん(55)=大阪府岬町=は「基礎疾患がある自分たちはまだまだ油断できない。感染の危険があるため直接会えないが、こんな時こそ患者たちで助け合いたい」と話す。

 「主治医から腹膜中皮腫は手術が難しいと言われたが、本当にできないのだろうか」。6月24日に開かれた交流会には患者や家族約10人がビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で参加し、意見交換した。中皮腫は肺がんなどに比べて患者が少なく、地方の医療機関では治療法などに詳しくない場合があるという。参加した患者の一人は「初めて同じ腹膜中皮腫の患者と会えた」と喜んだ。

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