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弁護士ら2人に逆転有罪判決 「8億円脱税」認定 東京地裁差し戻し審

東京地裁=米田堅持撮影

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 個人の不動産取引を会社による取引のように装い、脱税したとして所得税法違反に問われた弁護士、小谷平被告(78)と元妻で公認会計士、小谷万里子被告(69)の差し戻し審で、東京地裁は29日、平被告に懲役2年6月、罰金2億円(求刑・懲役3年6月、罰金2億5000万円)、万里子被告に懲役1年6月(同・懲役2年)の逆転有罪判決を言い渡した。野原俊郎裁判長は「計画的かつ大がかりで手が込んだ犯行」と述べた。

 両被告は2010年に東京地検特捜部に逮捕・起訴され、14年に東京地裁で無罪とされた。しかし東京高裁が16年、1審判決を破棄して審理を地裁に差し戻す判決を言い渡し、17年に最高裁で確定した。

 公判では、被告の知人らが役員だった会社の不動産取引が争いになり、1審判決は「平被告が取引の利益を受け取ったとはいえない」としていた。これに対し今回の判決は、平被告が返済予定のない金銭を会社から受け取っていたことなどを列挙。実質的に平被告の支配下にあり、取引の利益は平被告に帰属すると認定した。万里子被告も平被告と共謀関係にあったとした。

 判決によると、両被告は共謀して04年と05年分の平被告の所得税計約8億1067万円を脱税した。【巽賢司】

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