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九州北部豪雨3年

就農の若者に熱血指導 復旧支援の恩返し 福岡・朝倉

地元農家の武田忠幸さん(手前)から農業指導を受ける重松良輔さん=福岡県朝倉市杷木古賀で2020年6月24日午後2時54分、田鍋公也撮影

 2017年7月の九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市で今年、豪雨後に復旧ボランティアに駆けつけた一人の若者が、サラリーマンから転身し新規就農した。各地からのボランティアに支えられ自宅や農地を復旧した地元のベテラン農家が、恩返しの思いも込め、指導役として若手育成に力を注ぐ。

 「今回の消毒には何の薬を使った?」。6月下旬、朝倉市杷木(はき)古賀で、朝倉特産の柿やブドウを育てる武田忠幸さん(61)が、就農して間もない重松良輔さん(24)に問いかけながら、状況に応じた農薬の選び方や農業用機械の使い方などを助言した。

 重松さんは隣の同県大刀洗町から朝倉市内の高校に通い、豪雨発生時は久留米大(同県久留米市)で社会貢献を学んでいた。前年の熊本地震の支援にも出向いた重松さんは、豪雨後すぐ復旧のボランティアに駆けつけた。

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