香港での反体制活動などを直接取り締まることを可能にする「香港国家安全維持法」(国安法)が6月30日、北京で開かれていた全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会で可決、成立した。約2000キロ離れた香港ではこの日も抗議デモがあったが、中国の圧力に不安を感じる人もおり、市民の間には自己規制のムードが広がる。香港の自由や繁栄を支えた「1国2制度」の崩壊は、既に始まっている。
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