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香港「1国2制度」崩壊へ おびえる市民、広がる自己規制 全人代常務委「国家安全維持法」可決

ショッピングモールに集まって香港国家安全維持法に抗議する人々=香港・中環で2020年6月30日、AP

 香港での反体制活動などを直接取り締まることを可能にする「香港国家安全維持法」(国安法)が6月30日、北京で開かれていた全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会で可決、成立した。約2000キロ離れた香港ではこの日も抗議デモがあったが、中国の圧力に不安を感じる人もおり、市民の間には自己規制のムードが広がる。香港の自由や繁栄を支えた「1国2制度」の崩壊は、既に始まっている。

 「今こそ革命の時だ」。30日、香港中心部の金融街セントラル(中環)には大勢の市民が集まり「国安法に反対」などと叫んで抗議活動を繰り広げた。集会に参加した女性(38)は悲壮な表情で「絶対に最後まで抵抗する」と訴えた。だが、警官隊が姿を見せると女性は逃げ、数人が拘束された。

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