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自転車盗が半減 外出自粛と休校影響か 山口県4~5月

自転車盗の被害防止を呼び掛けようと啓発ラベル入りティッシュを配る警官や中学生=山口県宇部市で、堀菜菜子撮影

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 山口県内で最も多い犯罪被害の自転車盗が、4~5月に前年比で半減していたことが県警の統計で明らかになった。新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛だけでなく、休校措置で通学用自転車の往来がほぼ無くなったことが影響したとみられる。【堀菜菜子】

 県警によると、自転車盗被害は4月が前年度同月比54件減の41件、5月は同43件減の38件だった。両月とも緊急事態宣言発令期間と重なって人出が少なく、県内の多くの学校も休校中だった。自転車盗はほぼ毎年、県内刑法犯トップで約2割を占めているが、この両月は、自転車盗ほど減少しなかった万引きの件数が上回り、2位に後退した。

 県内では、被害に遭った自転車の8割が無施錠で、全国平均の6割を上回っていることから、防犯意識の向上が課題になっている。また、盗まれた自転車の約6割が学生の通学用だ。

 本格的な学校再開を受け、無施錠での自転車盗被害を防ぐための啓発活動も。宇部市沼2の上宇部中(藤井一憲校長)は6月23日、生徒会の10人と宇部署員3人が、登校する生徒たちに「自転車の施錠を忘れないように」と注意を呼び掛け、啓発ラベルが入ったティッシュを配布した。活動に参加した3年の高田瞳子さん(15)は「みんなに鍵をかけてほしいという気持ちでやった」。同じく3年の中村佳穂さん(14)は「急いでいると鍵をかけ忘れる。盗まれてからでは遅いのでこれからは気をつけていきたい」と話していた。

 県警生活安全企画課の筒井克彦次長は「学校が再開したことで今後再び被害が増える可能性もある。引き続き鍵の施錠を呼び掛けていきたい」と引き締めた。

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