完全失業者33万人増の198万人に 5月完全失業率2.9%で3年ぶりの水準

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新型コロナウイルスの感染拡大や、緊急事態宣言に伴う営業自粛の影響で雇用情勢が急激に悪化している=東京都内のハローワークで、李英浩撮影
新型コロナウイルスの感染拡大や、緊急事態宣言に伴う営業自粛の影響で雇用情勢が急激に悪化している=東京都内のハローワークで、李英浩撮影

 総務省が30日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2・9%と、前月より0・3ポイント上昇した。3カ月連続の悪化となり、2017年5月以来、3年ぶりの水準。また、完全失業者数は前年同月比33万人増の198万人と、200万人に迫り、増加幅はリーマン・ショック後の10年1月以来の大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大や、5月に延長された緊急事態宣言に伴う営業自粛などの影響から、雇用情勢が急激に悪化する形となった。

 就業者数は6656万人と前年同月比で76万人減となり、2カ月連続の減少。うち正社員は1万人減の3534万人で8カ月ぶりに減った。パートやアルバイトなどの非正規労働者は61万人減の2045万人で、97万人減だった4月に比べ、下げ幅は小さくなったものの減少傾向は続く。産業別では宿泊業・飲食サービス業が38万人減、次いで卸売業・小売業と生活関連サービス業・娯楽業が29万人減――などとなった。

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