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八丁堀で大人気! 「TRUNK CAFE」の「多国籍サバサンド」にノックアウト!/至福の鯖百選[32]

情報提供:おとなの週末

八丁堀駅から徒歩5分に位置する「TRUNK CAFE(トランク カフェ)」。世界各地の料理が楽しめると人気のお店は、タコス、アヒージョ、ピタパン付きフムス、ニース風サラダなど40ヵ国以上のグローバルなグルメがずらりと並ぶ。  そんなTRUNK CAFEで、大人気なのがトルコ名物の「サバサンド」。いまや遠方からもコレ目当てで訪れる人も多いという……。

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八丁堀で大人気! 「TRUNK CAFE」の「多国籍サバサンド」にノックアウト!


八丁堀駅から徒歩5分に位置する「TRUNK CAFE(トランク カフェ)」。

2018年にオープン。

世界各地の料理が楽しめると人気のお店は、杉山昭紀さん、兄の善紀さんと奥さまの麻衣子さんの3人が経営する。

昭紀さんは、カフェで勤務後、フランス・イタリア・スペイン料理のレストラン、一方、善紀さんはサラリーマンから転身、同じくカフェで勤務したのち、タイ、メキシコ、インド料理などのレストランで本格的に料理を学んだ。


よって、タコス、アヒージョ、ピタパン付きフムス、ニース風サラダなど40ヵ国以上のグローバルなグルメがずらりと並ぶ。 

杉山ブラザーズの経験がふんだんにいかされたメニュー展開だ。
mato_saba_032_DSC_0166_1592917678 さまざまな国のアイテムが飾られた明るく、
広々とした店内で世界の料理が楽しめるトランク カフェ。
近隣のオフィスワーカー、
子育てママなど幅広いお客さんでにぎわう。
ふるさとの味を懐かしんで訪れる外国人も多い。

mato_saba_032_DSC_0161_1592917716 世界各地のドリンクも提供。
約30ヵ国以上のビール、
20ヵ国以上のワインがそろう。




「たまたまふたりとも、同じタイミングで自分の店を持ちたいと考えるようになったので、お互いの経験をいかして『多国籍』ということになりました(笑)」と昭紀さん。

いまは、昭紀さんが調理と店舗管理、善紀さんが店舗経営とPRを担当する。 mato_saba_032_DSC_0169_1592917803 調理を担当する、杉山昭紀さん。
身長180センチ越えのイケメン! 
そしていたって明るい! 
お話上手でトークが尽きない(笑)!

 

そんなトランク カフェで、大人気なのがトルコ名物の「サバサンド」だ。

mato_saba_032_DSC_0154_1592919305 ランチで人気の「サバサンド」。
昭紀さんが、現地を訪ねて研鑽を重ねた
「スパイスカレー」も絶品。




しかし、そもそもメニューに「トルコ料理」があったわけではない。

サバサンド登場のきっかけは「なんとなく」だった。

「兄の思い付きです(笑)」と昭紀さん。

「ランチのサンドイッチメニューを検討しているときに、『サバサンド』はどうかな?と兄が提案したので、あ、いいかなと思って」

杉山ブラザーズは茨城県筑西市出身。

海がない町だけれど「地元でサバは身近な存在。よく食べるんですよ」と昭紀さん。

とくに、サバの干物はしょっちゅう食卓に並んでましたね」。

したがって、もちろん、サバ好き。


かくして昭紀さんは、試作を重ねてサバサンドを完成。

提供すると、「想像以上の人気でした」。

とはいえ、看板商品にするほどのつもりはなかったため、1ヵ月の限定販売。

「月替わりで、いろんな国のサンドイッチを提供しようと思っていました」。


かくして1ヵ月後、サバサンドの販売は終了。

新たなサンドイッチに切り替わった。

ところが、である。

お店に「サバサンドロス」現象が吹き荒れた。

「お客さんが口々に『サバサンドはないの?」とおっしゃって。

なんだかすごくガッカリされてしまう方が多かったんです」 


お客さんを悲しませてはなるまい。

というわけで、サバサンド復活。


お客さんは喜び、いまや遠方からもサバサンド目当てで訪れる人も多いという。

「うちは『サバサンドのお店』だと思っている方も多くって(笑)。

ありがたいことに、お客様が店の名物料理を作ってくださったという感じです」と昭紀さん。


思い付きからはじまり店の名物になってしまったサバサンド。 

それはもちろん、昭紀さんの料理の腕前あってこそ。 

「誰でも気軽に訪れてほしい」という想いから店名には「カフェ」とあるが、料理はいたって本格派。 

そして、調理に「多国籍」な経験が存分にいきているのだ。


厳選したサバに、フランス西海岸・ブルターニュ地方で生産された「ゲランドの塩」をふって焼き上げる。

「塩の味を際立たせたいので、無塩の冷凍サバを仕入れています」と和紀さん。

mato_saba_032_DSC_0091_1592918266 サバは、
粒が大きめのゲランドの塩をふり、
フライパンで焼く。


パンは国産小麦、天然酵母、オーガニック食材を使ったパンが人気の「カワイイブレッド&コーヒー」のバケットを使用。

「地元・八丁堀のベーカリーのものが使えればと、探していました。こちらのバケットは、皮がバリッとして、中がもちもち。サバとの相性がぴったりでした」

mato_saba_032_DSC_0101_1592918327 提供前に、サバは再度、カワイイブレッド&コーヒーの
バケットとともに、オーブンで焼いて仕上げる。


具は、あれこれはさんでみた結果、トマトと赤玉ねぎをセレクト。

mato_saba_032_DSC_0111_1592918382 バケットにサバと野菜をサンド。
野菜は最もトマトと赤玉ねぎが、
目指す味にぴったりだったそう。


そしてサバ、バケット、野菜をつなぐ秘密兵器が特製の「アリオリソース」。

スペイン料理でよく使われる、にんにく、卵黄、オリーブオイル、レモン汁などを使ったソースで、いわば「スペイン風マヨネーズ」。

肉・魚料理や、パエリア、スパニッシュオムレツなどに添えられている。


mato_saba_032_DSC_0113_1592918430 トランク カフェのサバサンドの
味の決め手となる「アリオリソース」。
ソースは、ニンニクの味が決め手となるので、
厳選したスペイン産のニンニクのみを使用。


「バケットにバターをぬるより、アリオリソースを使う方が、全体のバランスがよく仕上がったんです」と和紀さん。

スペイン料理の技がサバサンドの“グッド サバランス”にいかされたのだ。


アリオリソースはまず、バケットにたっぷりかける。

そしてサバ、トマト、赤玉ねぎをはさんでから、さらにたーっぷりふりかける。

きわめて「アリオリソース『ダク』」で仕上げる。

mato_saba_032_DSC_0133_1592918495 バケットにも、サバにもアリオリソースをたっぷりかけて完成!


トルコ名物サバサンドと、スペインの出合い!! 

その味わいはいかに!?


ガブリとかじる。 

小麦の味をしっかり感じられるバケットに、ニンニクの風味が利きつつ、爽やかさを兼ね備えたアリオリソースがしみしみ。

脂のりはよくても、どこか品のよいサバと野菜といっしょに口に入ると、じつに全体がしっくりした味わい。

マヨネーズだと、重たくなるところを、アリオリソースがじつに軽やかに、やさしくまとめ上げている。

アリオリソースによる「一体化現象」。

さらに「ワインに合うであろう現象」!!


これだけでは終わらない。

「サバサンドをサルサと一緒に食べてみてください」と昭紀さん。

まさかの「味変」! 

サバサンドのプレートには、トマト、タマネギなどを使った自家製の「サルサ」が添えられている。

うわ、兄・善紀さん仕込みのメキシコ技登場!!

mato_saba_032_DSC_0124_1592918579 サバサンドは、サラダ2品、サルサ、レモンを添えたプレートで提供。

mato_saba_032_DSC_0096_1592918607 たまねぎ、トマト、ハラペーニョの
バランスにこだわった「自家製サルサ」で、
サバサンドが華麗なる「味変」!



はい、改めまして。

トルコ名物サバサンドと、スペインとメキシコの出合い!


ギャー!! 

トマト、タマネギ、ピリッとした辛み! 

グググッとパンチの効いた味わいに、サルサで、サバサンドがビールをくれ現象。

「レモンもしぼってみてください」と昭紀さんに促されてしぼると、またまた味変! 

「スパークリングワインに合うであろう現象」! 

そしてもはや「どこの国にいるかわからない」現象!


ちなみに「お店に訪れた、トルコ人のお客さんが『美味しい!!』食べてくださいました」と昭紀さん。

トルコから回遊したサバサンドは、八丁堀で美味しく進化。

杉山ブラザーズの経験がギュッとはさまった「多国籍サバサンド」にかぶりついて、美味しい世界一周を!


mato_saba_032_DSC_0172_1592918851 ■トランク カフェ
サバサンドはランチにて提供。
https://www.instagram.com/TRUNK_CAFE/
https://www.facebook.com/trunkcafe/?ref=tabelog








池田陽子(いけだ ようこ)
サバファンの集い「鯖ナイト」や、日本中のサバ好きが集まる「鯖サミット」などの活動を担う「全さば連(全日本さば連合会)」広報担当/サバジェンヌとして活躍。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)、「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!(青春出版社)、『サバが好き!』(山と渓谷社)など。

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