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恋ふらむ鳥は

/40 澤田瞳子 画 村田涼平

 【あらすじ】倭国と百済のつながりを強めるために結婚した百済王子の豊璋と宮人の珠羅。その宴席で、額田は主人の宝女王から熟田津を出発する時に、兵士たちを鼓舞する歌を詠むよう命じられる。しかし、色覚に障害がある額田は歌が好きではなく、悩む。

 娘の婚礼を見届けた多臣(おおのおみ)蔣敷(こもしき)が重い足取りで都に戻って行った十日後、次の新月の夜に熟(にき)田津(たつ)を発(た)つとの命令が触れだされた。

 珠羅(たまら)と豊璋(ほうしょう)との婚礼以降、募兵に応じる国造(くにのみやつこ)は少しずつ増えている。だがそろそろ筑紫に向かい、新兵の訓練を始めようとの葛城(かつらぎ)の意に背くかのように、出立と定められた日は前夜から荒天となった。船出はおろか荷の積み込みにすら苦心する暴風雨に、船出は更に半月後の満月の夜に延期となった。

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