新型コロナウイルスの感染収束が全く見通せないというのに、衆院の解散・総選挙話が与野党議員の間で取りざたされ始めた。
最も早い日程が、安倍晋三首相が今秋、臨時国会を召集し、直後に衆院解散に踏み切るのではないかという見方だ。
首相は6月30日、早期解散論者の麻生太郎副総理兼財務相と官邸で会った。2人が会うのは6月は計8回。かねて首相は解散や内閣改造の節目で麻生氏に相談してきた。で、今度も会うこと自体が「秋解散」説に拍車をかけている。
一方で、年内は臨時国会は開かないという見方も与党内に根強い。先の通常国会で成立した2次補正に10兆円もの予備費を計上したのは、当面国会を開かないでも済むようにしたためだとされる。
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