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飛驒地方の夏の味として人気で特産品の「飛驒メロン」の収穫が高山市江名子町の林農園で始まった。
飛驒メロンは、果実の表面に網目模様が浮かぶアールス種のブランド名。現在経営する林朱美さん(83)の夫で故人の正彦さんが1977年、高冷地特有の寒暖差を利用して栽培を始め、98年からは林さんが引き継ぎ生産を続けている。高山市内の農家約17軒で生産されているが、手入れが大変で生産農家数がなかなか増えないという。
同園では今年、ビニールハウス10棟(約30アール)で栽培しており、1株に1個ずつ実らせ重そうに垂れ下がった果実を、一つずつ丁寧に収穫する。糖度14度以上が飛驒メロンとして出荷できる農協の出荷基準で、今年も糖度が基準を上回るメロンができた。林さんは「新型コロナウイルスの影響で、感染防止対策の徹底や外出自粛などストレスを感じることが多いと思うが、心身の疲れを高山の農産物で癒やしてほしい」と話していた…
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