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経済観測

農村に人を呼び込む新たな方法=農業ジャーナリスト・青山浩子

 新潟県妙高市に坂口新田という30戸弱が暮らす中山間地の集落がある。2000年を過ぎたころ、農業を諦める人が増え、農地の一部が荒れるようになった。標高400~500メートルの斜面に沿った狭い田んぼでは機械作業も容易でない。「やがて集落から農業がなくなる」と地元農家の後藤正直さん(66)らは危機感を募らせた。

 その後、小さな田んぼを1枚にまとめるなど、ほ場整備事業が13年から6年間行われ、稲作の労働時間は8割減った。余剰労働力は、野菜生産やワイン用ブドウの栽培にあてた。女性陣は漬物を作って直売所に出荷、コメの一部は商社経由でハワイに輸出される。耕作放棄はほぼなくなり、20ヘクタール余の農地の大半は、後藤さんが副代表を務める農事組合法人坂口げんき農場が担う。

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