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ブックウオッチング

『漣のゆくえ』 梶よう子さん

作品に託した思いを語る梶よう子さん=瀬田正三撮影

 (徳間書店・1870円)

 「弔い」を結び目に、江戸庶民の人模様を描く「とむらい屋颯太(そうた)」シリーズの新作「漣(さざなみ)のゆくえ」(徳間書店)が発刊された。「『死者の想(おも)いを掬(すく)い取り、あの世へ送り出す』。それが颯太のなりわいです」。梶よう子さんが見つめるのは、今の私たちの、死者との向き合い方だ。【三枝泰一】

 <江戸の新鳥越町二丁目に「とむらい屋」はあった。店主の颯太。母を颯太に弔ってもらって以来、店に居座るおちえ。棺桶(かんおけ)職人の勝蔵。わけありげの「泣き女」お艶……>。多彩なキャラクターで物語を演出。悲壮感は出さない。短編連作6章を収めた。

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