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旧優生保護法を問う

旧優生保護法 東京地裁判決 要旨

 旧優生保護法を巡る訴訟で30日の東京地裁判決の要旨は次の通り。

 <主文>

 原告の請求をいずれも棄却する。

 <理由>

 本件優生手術当時、原告が旧優生保護法の別表に掲げられるなどした疾患だったとは認めがたい。手術を適当と判断した宮城県優生保護審査会の審査は誤りだった。手術は原告に説明なく無断で行われ、正当化の余地のない違法行為だった。知事の監督不十分が一因で、被告の国には国家賠償法に基づく損害賠償責任が生じたと認められる。

 原告は男性として生殖機能を回復不可能な状態になるまで侵襲され、実子をもつかどうかを意思決定する余地を強制的に奪われた。そうした意思決定をすることは憲法13条により保護されるべき私生活上の自由に当たり、手術は憲法で保護された原告の自由を侵害するものといえる。

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