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学長解任「いったい何が」 不適切行為28件 「プライバシー」北大説明避け

記者会見の冒頭、陳謝し頭を下げる北海道大学長選考会議の石山喬議長(中央)と笠原正典副学長(右)ら=代表撮影

 北海道大は1日、名和豊春氏(66)が萩生田光一文部科学相に学長を解任された事態を受けて記者会見した。大学側は名和氏に「重大な人権侵害があった」などとトップの資質に欠けると強調したが、文科省が認定した不適切行為28件について「プライバシーの保護」を理由に詳細を公表しなかった。約1年半に及ぶ学長不在の末の解任に、学生からは「何が起きたのか」と疑問の声が聞かれた。【高橋由衣、源馬のぞみ】

 会見冒頭、学長代行を務める笠原正典副学長は「前学長の資質が大きいが、執行部が結果的に不適切な言動を抑止できなかった」と釈明し、幹部ら2人と共に謝罪した。

 北大によると、名和氏は学長に就任した2017年4月から休職する18年12月までに、理事や教職員ら十数人に対し、威圧的な言動を繰り返すなどして、精神的に悪影響を及ぼした。その結果、服薬や通院が必要になった人もいたという。

 大学内外の12人で構成する「学長選考会議」の石山喬(たかし)議長は「解任に至るほどの人権侵害があり、大学の健全な業務運営に重大な懸念があった。対外的にも非礼かつ大学の信頼を失墜させる行為があり、総長(学長)たるに認められないと判断した」と説明した。

 しかし、不適切な言動の時期や詳細について笠原氏は…

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