八丈島唯一のローカル紙休刊 「南海タイムス」惜しまれ90年

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 東京都心の南方約300キロに浮かぶ離島、八丈島(東京都八丈町)で約90年間続いたローカル紙「南海タイムス」が6月、3752号を最後に休刊した。島の話題を長年、記録し続けてきたが、事業の縮小によって収入が減る中、新型コロナウイルスで島内経済に大きな影響が出ており、発行継続を断念した。歴史ある新聞の休刊に島民からは惜しむ声が上がっている。

 南海タイムスはタブロイド判4ページで、発行部数は約2000部。月2回発行し、郵送で届けていた。1931(昭和6)年に東京日日新聞(現毎日新聞)の通信員も務めた作家、小栗又一が月刊紙として創刊し、終戦前後などの一部をのぞき発行を続けてきた。

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