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参院議員の河井案里容疑者(46)=広島選挙区、自民党を離党=が初当選した2019年7月の参院選を巡る選挙違反事件で、河井夫妻がそれぞれ支部長の政党支部に党本部から支出された計1億5000万円のうち、1億2000万円が税金を原資とする政党交付金だったことが、関係者への取材で明らかになった。逮捕容疑で提供先になっている陣営スタッフ3人に、党支部から計約220万円が振り込まれていたことも判明。党資金が買収に使われた疑いが出てきた。
関係者によると、案里議員が支部長を務める党広島県参院選挙区第7支部には、党本部から19年4月に1500万円、5、6両月に3000万円ずつの計7500万円が提供された。夫で前法相の衆院議員、克行容疑者(57)=広島3区、同=が支部長の党県第3選挙区支部にも6月に4500万円が支出された。
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