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私の宝物

女優・吉行和子さん 唯一の家族写真 旅立った家族を思う

 吉行和子さんの二つ目の宝物は、モノクロの家族写真だ。

 前列右に吉行さん、中央に母、あぐりさん、左に妹の理恵さん、後ろに兄の淳之介さんが写っている。撮影した日付は不明だが、戦災による焼失を免れた唯一の家族写真だという。

 「うちは、戦争でそれまでのアルバムが全部駄目になってしまったんです。だからいま、持っている子ども時代の写真は、ほとんどが親戚の家にあったもので、これも、その1枚だと思います。その中でも、母がいて、兄がいて、妹がいて、というのはこれだけです」

 1997年のNHK連続テレビ小説「あぐり」の主人公としても知られる母あぐりさんは、作家、吉行エイスケさんと23年に結婚。美容院を開店したが、エイスケさんは40年に34歳の若さで病死した。母子4人が写るこの写真は、おそらく吉行さんが7歳前後、42年ごろに撮影されたものだろうか。父を失って間もない一家全員がそろった貴重な記念写真だ。

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