政府が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を断念した。安倍晋三首相が2017年に北朝鮮の核・ミサイルの脅威を「国難」と称して急いだ計画の白紙化は、安全保障政策の熟慮の結果ではない。防衛省がその場しのぎの対応を重ねたことが原因だ。代替策の検討を前に、なぜ計画が頓挫(とんざ)したかを検証すべきだ。高尚な戦略論を語り、最先端の装備品を買っても、信頼に足る組織がなければ「張り子の虎」になるだけだ。
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