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再エネ、自給自足 仮想発電所、実用化へ実験

スーパーの屋上に設置された太陽光パネルとカノーの嘉納英蔵社長。関電がVPPの実証実験で使用する=大阪市生野区で、杉山雄飛撮影

 <週刊金曜経済 Kin-yo Keizai>

 太陽光発電などの再生可能エネルギー(再エネ)の普及が急がれる中、「仮想発電所」(バーチャルパワープラント、VPP)と呼ばれる仕組みが注目されている。工場や店舗、家庭に設けた太陽光パネルなどと蓄電池を組み合わせて、電力の需給を調整する小さな発電所のようなもので、再エネの普及を促す役割が期待されている。一方、災害に備え、自ら電力を調達しようとする自治体もある。未来の電力の形を模索する現場の動きを追った。

 大阪市にあるスーパー「食品館アプロ生野小路店」の広さ6000平方メートル超の屋根には、黒色の太陽光パネルがびっしりと敷き詰められている。関西電力がスーパーの運営会社「カノー」(大阪市)と共同で7月からVPPの実証実験をするために設置した。接続された2台の蓄電池には、太陽光パネルでつくった電気が蓄えられる。

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