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「海の管制官」1期生が“船出” 関門海峡などで「安全守る」スペシャリストに

運用管制官として独り立ちした本山陽菜さん=北九州市門司区の関門海峡海上交通センターで2020年6月17日、成松秋穂撮影

 「海の管制官」と呼ばれる海上保安庁の運用管制官を育成するため、海上保安学校(京都府舞鶴市)に新設された「管制課程」の1期生19人が今春卒業し、それぞれの前線でスペシャリストとしての第一歩を踏み出している。そのうち3人は、関門海峡を管轄する第7管区海上保安本部の関門海峡海上交通センター(北九州市門司区)に配属。全国屈指の海の難所と言われる海峡で船の安全を守るため日夜、研さんに励む。

 「海上保安官の父を見て育ち、憧れていた」。関門海峡海上交通センターに勤務する運用管制官の一人、本山陽菜さん(20)=佐賀県唐津市出身=は目を輝かせた。2018年4月の管制課程新設を知り「事故対応の部署よりは目立たないけれど、事故を未然に防ぐかっこいい仕事だ」と志望し、今春配属された。

 関門海峡は、狭く屈曲した地形と潮流の強さで操船の難所として知られ、1日に貨物船など約500隻が航行する。15年には船舶に間違った情報を伝えた管制ミスが一因とされる衝突事故も起きており、本山さんは「難所だからこそやりがいもあるはず。先輩方と連携して頑張りたい」と気を引き締めた。

 これまでの運用管制官は全国7…

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