メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

コロナ治療薬「候補に30種」特定 スパコン「富岳」で2128種の既存薬調べる

抗寄生虫薬「ニクロサミド」(ピンク色で表示)と新型コロナウイルスのたんぱく質の結合シミュレーションの様子=理化学研究所、奥野恭史・京都大教授提供

 計算速度などで世界一になった理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を使い、既存薬の中から新型コロナウイルスの治療薬候補を探したところ、抗寄生虫薬など約30の候補が見つかったと京都大の奥野恭史教授(創薬計算科学)が3日発表した。最も有望だったのは新型コロナへの有効性が知られていなかった、国内の製薬会社が特許を有する既存薬で、奥野教授は「メーカーと協議した上で臨床研究、治験を検討したい」と話した。

 奥野教授らの研究チームは、抗がん剤や風邪薬など2128種類の既存薬が新型コロナウイルス特有のたんぱく質とどのように結合するかを富岳でシミュレーションし、体内での作用の仕方を分子レベルで調べた。薬剤がたんぱく質の鍵穴のような場所にはまり込む時間が長いほど結合は強く有効性は高いとみられ、研究チームはその時間の長さに基づき順位付けした。

この記事は有料記事です。

残り496文字(全文870文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 1本20万円超の水を勝手に注文、支払い巡り女性を脅した容疑でホスト逮捕

  2. JRA栗東トレセンで厩舎3棟燃える 馬4頭取り残され、3人病院搬送 滋賀

  3. 愛知で新たに88人感染 名古屋市は50人

  4. 俳優の渡哲也さん死去 78歳 ドラマ「西部警察」 「くちなしの花」ヒット 石原プロ前社長

  5. 沖縄知事 国にコロナ水際対策強化要望 航空便搭乗前にPCR検査求める

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです