原発再稼働の是非を問う県民投票はなぜ実現できないのか 茨城県議会で感じた疑問

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県民投票条例案の採決で、賛成の挙手をした県議は5人にとどまった=水戸市で2020年6月23日午後1時50分、韮澤琴音撮影
県民投票条例案の採決で、賛成の挙手をした県議は5人にとどまった=水戸市で2020年6月23日午後1時50分、韮澤琴音撮影

 2011年3月の東京電力福島第1原発事故以降、原発再稼働の知事判断に地元住民の意思を反映させるため、県民投票の実施を求める動きが各地で起きている。しかし、過去に県民投票条例案を審議した静岡や新潟、宮城の県議会では全て否決され、茨城県でも否決された。会派構成から見れば数の論理で廃案となったことは理解できる。しかし、廃案にするには合理的な理由が必要だ。6月18日に行われた県議会の審議を聞くと、数々の疑問が湧いた。【吉田卓矢/統合デジタル取材センター、鳥井真平/水戸支局】

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