「見た目で判断してはいけない」正論ゆえに差別が隠される ルッキズム批判の難しさ
毎日新聞
2020/7/4 11:30(最終更新 7/4 11:40)
有料記事
3249文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「ルッキズム」という言葉がある。見た目で人を評価することで、就職差別などにつながるなどとして近年批判され、先日もモデルで女優の水原希子さんが自らも選出された「最も美しい顔ランキング」について、SNS(交流サイト)で「美の基準なんて皆それぞれだし、おかしい」と批判し、話題となった。ルッキズムの何が問題で、そもそも美しさとはどうあるべきなのか。自身も髪や肌が白いアルビノで、見た目を巡る差別に詳しい社会学者の矢吹康夫さん(40)=立教大助教=に話を聞いた。【古川宗/統合デジタル取材センター】
この記事は有料記事です。
残り3003文字(全文3249文字)