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西日本豪雨2年 残る傷痕、変わる街 広島・呉

2年前の豪雨で土石流が流れ込んだ安浦地区。写真右上の場所で現在砂防ダムが建設されている=2018年7月11日、本社ヘリから

 2018年7月の西日本豪雨で、広島県呉市では29人が亡くなり、住宅など約3200棟が全半壊や浸水の被害を受けた(呉市災害復興本部調べ)。山裾の傾斜地では土石流が住宅や田畑をのみ込んだ。被害を受けた地区は日常を取り戻しつつあるが、2年前の傷は深い。

 「先祖に助けられた」。安浦地区で生まれ育った上田浩さん(59)が実家裏の棚田に積まれた石垣を指し示した。裏山で発生した大量の泥流は棚田に受け止められ、さらにその脇の道路を流れたため自宅の倒壊は免れた。丈夫に積まれた石垣が崩れなかったためという。

 同地区では4人が亡くなった。傾斜の多い土地に育ち、過去の大雨の経験からも、「絶対大丈夫はない」と考えていた。降りしきる大雨に危険を感じ、約25キロ離れた東広島市の職場から車を運転して1人暮らしの母のもとへ急行。すぐに地区を離れて避難したため、土石流に巻き込まれることはなかった。

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