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週刊テレビ評

「探偵・由利麟太郎」 太秦の技「オール関西」の底力=ペリー荻野

 吉川晃司の地上波連続ドラマ初主演作、フジテレビ系「探偵・由利麟太郎」(火曜午後9時、全5話で7日で第4話)。横溝正史原作ドラマらしく、第1話から血みどろの髑髏(どくろ)が出てきたり、第2話でチェーンソーを振り回す真っ黒な怪人が出てきたりと、怪奇ムード満点。横溝先生にかかれば、きれいな花柄ハイヒールも「殺しのピンヒール」(第3話)として人々を恐怖のどん底に陥れるのである。

 そんな事件に向き合う由利(吉川)は個性的だ。警視庁捜査1課にその人アリと知られた由利は、現在は犯罪心理学者として活動中。彼を「先生」と慕う推理作家志望の助手・三津木俊助(志尊淳)とともに、大学時代の友人の京都府警の等々力警部(田辺誠一)に協力し、事件を追う。あまり多くは語らないが、「『若い』と『愚か』は同義語だ」などと口を開けば、名言が飛び出す由利。三津木に部屋の椅子について聞かれ、「そこには思…

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