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四つの国には熱意を持った人々がいる。四国人(しこくびと)を紹介する。

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/122 高知防災プロジェクト代表 山崎水紀夫さん /四国

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山崎水紀夫さん=高知市で2020年6月18日午後1時14分、松原由佳撮影
山崎水紀夫さん=高知市で2020年6月18日午後1時14分、松原由佳撮影

現場でスタッフに寄り添う 山崎水紀夫(やまさき・みきお)さん(56)

 県内の水害を機に、災害ボランティアへの道へと進んだ。現在は防災活動に取り組む市民団体の代表を務めるほか、地域防災などの講演・研修にも取り組む。

 ボランティアに携わるようになったのは、25歳ごろの失恋がきっかけだった。失恋後、点字シールを自販機に貼るボランティア活動を新聞で知り、「時間があるから」と参加。27歳で高知市ボランティア連絡会会長に就任した。在任中の1998年には県内に甚大な被害をもたらした「98高知豪雨」が発生。災害を機に「高知水害協働ボランティアセンター」の代表を務めることになった。その後は災害ボランティアの道を歩み、6月までに支援活動に携わった災害は東日本大震災や西日本豪雨など22に上る。

 2007年からは豊富な経験を生かし、災害ボランティアセンターでアドバイスなどをするボランティアコーディネーターとして活動する。最も大切にしているのは、地元スタッフとの信頼関係づくりだ。「叱咤(しった)激励するよりも、ほっと安心してもらいたい」と、最初の3日間は活動で気になる点を見つけても注意をせず、そばに寄り添う。14年の広島土砂災害でボランティアに参加した大学生から「山崎さんが来てから力が抜け…

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