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匿名の刃~SNS暴力考

韓国、苛烈なSNS中傷 芸能界で自殺相次ぐ背景は

パク・チョンヒョン法政大教授=本人提供、2019年にタイ・バンコクでの国際学会で

 インターネットやスマートフォンの普及が進む韓国ではSNSの誹謗(ひぼう)中傷が原因とみられる芸能人の自殺が相次ぎ、長年にわたり社会問題化している。なぜ、SNSの攻撃が激しいのか、規制の仕組みはどうなっているのか。韓国の芸能界やSNS事情に詳しい法政大の朴倧玄(パク・チョンヒョン)教授(都市地理学)に聞いた。【鵜塚健/統合デジタル取材センター】

 ――韓国ではSNSを苦にしたとみられる自殺が相次いでいます。

 ◆最近では昨年10月、女性アイドルグループf(x)の元メンバーのソルリさん(25)が、昨年11月にはソルリさんの親友で、女性グループKARAの元メンバーのク・ハラさん(28)が亡くなりました。どちらもSNSやニュースサイトへの悪質な書き込みが続いていたことに悩んでいたと言われています。

 誹謗中傷という点では、日本と韓国では、攻撃の激しさが全く違います。日本語には、バカとかアホとか悪口の種類が極めて少なく、感情的にならずに冷静で論理的に相手を責めるのが特徴です。一方、韓国では、相手をばかにするだけでなく、相手の家族の…

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鵜塚健

1993年入社。大阪社会部、外信部、テヘラン支局長、京都支局次長などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター副部長。3年半のイラン生活で中東料理にはまる。共著に「縦並び社会」(毎日新聞社)、単著に「イランの野望~浮上するシーア派大国」(集英社)。法政大大学院グローバル地域研究所特任研究員。

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