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遺体次々発見、変わり果てた姿に 言葉を失う被害の大きさ 熊本豪雨

川の氾濫で孤立していた地区から自衛隊のヘリで救出された女性=熊本県球磨村で2020年7月5日午前10時48分、幾島健太郎撮影

 被災地に悲しみが広がった。熊本県南部に甚大な被害をもたらした記録的豪雨から一夜明けた5日、土砂災害が相次いだ同県芦北(あしきた)町と津奈木(つなぎ)町では家族の祈りもむなしく、住民らの死亡が確認された。1級河川・球磨川の氾濫で川沿い一帯がのみ込まれた人吉市や球磨村では孤立住民の救助が続いた一方、犠牲者も次々に判明。徐々に明らかになる被害の大きさに自治体関係者は言葉を失った。

 芦北町女島(めしま)地区では5日午前5時半ごろ、流れ込んだ土砂でつぶれた家屋の1階から小崎清一さん(69)と妻峰子さん(68)が見つかったが、死亡が確認された。4日夜から続いた自衛隊や警察、消防の捜索を見守った長女桂さん(44)は「突然のことで何が起きたか分からない」と現実を受け止められずにいた。

 清一さんと峰子さんは桂さんの長男である孫を可愛がった。清一さんは野球をしていたこともあり、孫が野球を始めるとキャッチボールの相手をしたり、試合に足を運んだりした。新型コロナウイルスの影響で試合は見送られ、桂さんが久しぶりに大会があることを伝えると「やっと応援に行ける」と喜んでいた。

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