陸自にオスプレイ初配備 まずは木更津で「暫定5年」 最終的には17機に
毎日新聞
2020/7/10 16:30(最終更新 7/10 18:57)
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米国製輸送機オスプレイが10日、陸上自衛隊に初めて配備された。米軍岩国基地(山口県岩国市)にあった1機目がこの日、陸自木更津駐屯地(千葉県木更津市)に飛行した。2機目も近く配備され、最終的には全17機がそろう予定だ。防衛省は、木更津駐屯地に5年間暫定配備し、2025年からは本来の配備先としている佐賀空港(佐賀市)に移す方針だが、佐賀配備のめどはたっていない。
オスプレイは主翼両端のプロペラの角度を変えることで、ヘリコプターのような垂直離着陸と、飛行機のような水平高速飛行が可能となる。開発段階から重大な墜落事故が繰り返されてきたが、政府は13年12月、陸自への導入を閣議決定した。海洋進出を活発化させる中国を念頭に、陸自の離島防衛専門部隊「水陸機動団」の空輸に活用する。
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