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還暦記者・鈴木琢磨の、ああコロナブルー 87歳「喜愛」のツイッター

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石神井公園の広場で太極拳をする大崎博子さん(中央)=東京都練馬区で、鈴木琢磨撮影
石神井公園の広場で太極拳をする大崎博子さん(中央)=東京都練馬区で、鈴木琢磨撮影

 夜の飲み歩きに代わって、わが日課となった自宅近くの石神井公園(東京都練馬区)の朝散歩、そこで出会った一人が大崎博子さん(87)だ。秋に米寿を迎えるとは信じられないほど元気なおばあちゃん。おっかなびっくりパソコンに触っている私などとは大違い、なんと78歳でSNS(会員制交流サイト)デビューし、ツイッターのフォロワーは5万人を超えているというから驚く。すてきな女性がいるよ、と友人から聞き、興味を抱いていたが、雑木林に囲まれた広場で仲間と太極拳に打ち込む姿に見入ってしまった。

 「どう、あなたもやってみれば?」。手づくりマスク、白髪を薄紫に染めた大崎さん、朝日を浴び、流れてくる中国の音楽に合わせ、ゆっくりゆっくり手を伸ばし、足を伸ばし。もう5年、続けているそうだ。私も見よう見まねで挑戦する。コロナ自粛でこわばった体はなめらかに動いてくれない。マスクがわずらわしい。それでもふーっと息を吐き出すと不思議と落ちつく。じんわり汗がにじみ、体の芯が熱くなる。スポーツジムでは味わえ…

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